アルバム「442」の収録曲のレコーディング裏話などを
思いつくままに書いていく。
さて、連載第1回目の今日は、1曲目に収録された
♪
冬のダイヤモンドについて。
この曲のレコーディングの一番のトピックと言えば、
何と言っても、「ヴォーカリスト・かぜ」の誕生である。
さして積極的な売り込みと言った風でもなく届いた
作曲者かぜの歌入りデモを照屋さんに聴かせると、
「いいすね!」の一言。
「作曲者に責任を取ってもらい、歌ってもらいましょう!」
と盛り上がる。
かくして、S.O.W.の作曲チームのエースは、これを機会に
神秘のベールを脱ぎ(?)、以降、ヴォーカリストとしても
アルバムの制作に密接に関わることになる。
リードヴォーカルの歌入れは、作曲者本人が歌うだけあって
曲の理解力がすばらしく、あっさり終了。
また、今回のアルバムのテーマである「オーガニックな」
音作りをめざし、ギタリストのマサハラタニ君のテクも
照屋さんのディレクションで全開に。
ソウル系のアレンジはお手のものである照屋さんのアレンジも
この曲では粋を極めた感がある。
そして、レコーディング初体験でしごきにしごかれても
音を上げずにがんばったコーラス担当の Kayを
この曲の陰のMVPとして称えたいと思う。
そして、彼女をスカウトしてきた我が親友・Seeさんにも、
この場を借りてお礼を申し上げたい。
最後に、私が書いた歌詞について。
ラストの1行は、この歌のみならず、アルバム「442」の、
あるいは私の創作活動のテーマなのかもしれない。
♪幸せだけじゃない この道往きを共に行こう
♪冬のダイヤモンド(歌詞)
かぜと共に・・・「442」リリース! ♯01
かぜと共に・・・「442」リリース! ♯02
湘南の・・・かぜ!
♪冬のダイヤモンド female ver.