本日は
♪琥珀のピアスのレコーディング。
「ルーツミュージック寄りの大人向け」ポップミュージックを志向する
当レーベル・
Songs On the Web にとっては、誰が聞いても
ラテンなこの曲はアルバムのシークエンスの中で重要曲。
さて、作曲者である北原トモヤのたっての願いで、ゲストプレイヤーとして、
「ラテンミュージックの世界にこの人あり!」と謳われるギタリスト・
小畑和彦 さんを本日のレコーディングにお招きした。
まだ歴史の浅い弊社、そして S.O.W. にとって、今日という日はまさに
歴史に残るひととき。
レコーディング云々を抜きにしても、すばらしい演奏を間近で聴けるのは、
大変ありがたく、うれしいもの。
初めて間近で聴く小畑さんのギタープレイは楽曲の本質をしっかりとらえていて、
自由闊達にリズムとコードの上を泳ぎながら、曲の魅力を底上げしてくれる感じ。
録音したすべてのテイクを収録したいところだが、そうはいかないのが悩ましい。
つくづく思うのは、良質の音楽、演奏とは、「聴き手を何処へと連れていく」だけの、
ある種、強引な力があるものなのだ。
今こうして小畑さんのギターをトラックに重ねた段階で、琥珀のピアスは聴き手を
歌詞の中にある「遠い渚」に誘うだけの魅力をたたえている。
近日、「この曲を歌うならこの方しかいない!」という、すばらしいアーティストを
スタジオにお迎えする。
※写真上 : ♪ニューヨーク、シカゴ、リバプール、その街の・・・