<   2006年 05月 ( 4 )   > この月の画像一覧

20060524 / 吉里爽の作詞塾「爽塾」 Session ♯004

c0017684_1119041.jpg






















本日は、雨。
しかも土砂降り。
第2クール4回目のセッションは、電車のダイヤの乱れもあり、
少し遅れてスタート。
これを書きながら思い出したのだが、ある生徒さんはこの天候にも
めげずにヒールの高いサンダルを素足に履いていたような気がする。
記憶違いかな?

閑話休題。

さて、今回も前回から引き続き、shugoのパワフルで美しい
ミディアムテンポの曲へ作詞をした作品への講評をする。
同じメロディに違うテーマで作詞をする場合、テーマの設定が
難しいのだが、その辺りは生徒さんもコツをつかんできたようで、
最初に書いた作品とは見事に違うテーマの歌詞を書けるように
なってきた。
例えば、今回のケースで言うと、最初は男性ヴォ−カルの熱い感じの
メッセージソングを書いた生徒さんが、同じメロディに対して
女性ヴォ−カルをイメージして少しヘヴィ−なテーマのラヴソングを
書いてきたりというように。

それはさておき、よく思うのは、他の芸事全般にも言えることかも
しれないけれど、作詞の場合もなかなか一直線には上達しないのだ。
ある作品で60点くらいの評価を得た生徒さんが、次に書く作品で
それを上回る評価を得られるかというと、これがなかなか難しい。
これはあくまで私見だが、ちょうど登山のように、螺旋状に高みを
めざすことこそが、最短距離のように思う。
かくいう私も大家でも何でもなく、生徒さんの何歩か先を歩いている
先達に過ぎないのだ。
決してまっすぐでも平坦でもない、この道往きを生徒さんたちに楽しく
歩いてもらうために、よい表現や上達したところは心から誉めよう。
そして直すべきポイントは、可能な限りロジカルに指摘しよう。
そんなことを考えながら、本日のセッションも時間をオ−ヴァ−して
終了。

次回の課題曲はまたもや、 S.O.W. 作曲チームの左のエースこと、
shugoのメロディ。
今度はアップテンポだから、料理の仕方によってはロックにもなるかな?
生徒さんのがんばりに期待したい。


にほんブログ村 音楽ブログへ

※写真上:本日の1杯は、あまり味がしなかった紅茶。
     いつもと違うカフェに入ってみたら、大はずれだった(苦笑)。
     やっぱり、ポットで飲む紅茶がいいな。
     ダージリンとかアールグレイとか選べるなら、なおよし!
[PR]
by sowyoshizato | 2006-05-24 23:36 | Sow - Juku

♪祝祭 レコーディング_♯06(最終回!)

c0017684_02263.jpg

c0017684_021920.jpg






















レコーディングも今日が最終日。
予定通り、今日で終えることは・・・難儀であった。

録音したのは、再び、タイトルチューンの♪祝祭。
キーを下げたので、ギターも歌も録り直しなのだ。
まずはギターから。
これが大変だった。
録音中、何度も、「かぜさん、もう1回お願いします!」
という Waq さんの声を聞いたことだろう。
キーを下げた途端に、ポジションが変わったこともあって、
演奏のレヴェルがサウンドプロデューサーの Waq さんが思う基準に
なかなか達しなかったのだ。
スタジオワークに慣れたプロのギタリストのレコーディングを
たびたび手掛けている Waq さんにしてみれば、自分の職責と
プライドに賭けて妥協はできなくて当然だ。
限りなく続く千本ノック(?)のような弾き直し、録り直しの果てに、
Waq さんが「OKです」と言った頃には、予約していたスタジオの時間が
タイムアップに。。。
「あぁぁ、歌入れができない」と思ったのも束の間、幸運にも
1時間の延長ができることになった。

「歌いやすさも考慮してキーを下げたんだから、楽勝だろう!」
と思ったけれど、さにあらず。
オケに合わせて1回2回とかぜが歌い出すと・・・
まっぷたつとはいかないまでも、声がひび割れ気味だ。
自分の頭の中は、「×」で満たされる。
「もうダメか」とあきらめかけて、3度目のテイク。
何やら、かぜの声に潤いが甦ってきた。
9回裏二死から、ヒットが出た!という感じだ。
それならば、何としてもサヨナラ勝ちしなけれならない。
いぶかしく思った私は、ブースの中のかぜに尋ねる。
「酸素水、飲みました?」と。
すると、「ええ、飲みました!」との回答。
おお!あるヴォイストレーナーの先生が、
「私の教え子がレッスンの合間に酸素水を飲んだ途端に、
 声の伸びがよくなった」と教えてくれた逸話は本当だったのだ!
こうして書くとコマーシャルのようだが、そうではない。
真実である。
疲労困憊していたかぜは、レコーディング前に、スタジオ近くの
コンビニで「これ、効きそうだから買ってみよう」と手にした
酸素水に救われ、1時間のうちに無事にリードヴォ−カルと
コーラスのレコーディングを完了した。
「ありがとう、酸素水!」と酸素水にお礼を言いたい(笑)。
そしてまた、冷静なディレクションでレコーディングを円滑に
進めてくださったサウンドプロデューサーの Waq さんにも、
最敬礼である。

実は、レコーディングが予定通りに終わったら、渋谷のスタジオから
クルマを飛ばして、江ノ島神社にでも行こうかと思っていた。
安産祈願・・・ではなく、CDのヒット祈願でもして、
歌詞の通りに、砂浜で夜明けを拝みながら、かぜとふたりで
踊り狂おうかと思っていたのだが(笑)、それは取り止め。
スタジオを出ると夜が明けかかっていて、かぜもすっかり燃え尽きた
表情をしていたので、かぜの実家近くのファミレスで、
ささやかな打ち上げをする。

レコーディングは終了した。
けれど、このCDが世に出るまでには、あといくつかのハードルを
乗り越えねばならない。
自分がソロアーティストのシングルをプロデュースするのは
初めてのことだし、このCDは新しく起ち上げるレーベルの
最初のCDでもある。
初産につき、難産!である。


にほんブログ村 音楽ブログへ

※写真左上:20日夜のハチ公前。右上に写っている光の球は何だろう?
※ 写真右上:かぜを救った酸素水。
      ベイスターズのベンチ裏でも重宝されているらしい。


♪祝祭 レコーディング_♯05_with_加々美亜矢さん
♪祝祭 レコーディング_♯04
♪祝祭 レコーディング_♯03
♪祝祭 レコーディング_♯02
♪祝祭 レコーディング_♯01
20051204 / かぜがうたった
湘南の・・・かぜ!
かぜと共に・・・「442」リリース! ♯02
かぜと共に・・・「442」リリース! ♯01
[PR]
by sowyoshizato | 2006-05-21 09:00 | Songs Of Wishes

♪祝祭 レコーディング_♯05_with_加々美亜矢さん

c0017684_1442568.jpg

c0017684_1445317.jpg























本日のレコーディングスタジオには、主役たるかぜはいない。
なぜならば、予定を変更して、カップリング曲の♪蒼月夜曲 
のコーラスの録音・・・であるからだ。
お願いしたのは、見目麗しき歌姫・ 加々美亜矢 さん。

彼女にオファーをしたのは、「まだ見ぬ恋人へのラヴソング」
という歌詞のテーマと繊細な曲調、そして浮遊感のあるアレンジに、
その歌声がジャストフィットすると思ったからに他ならない。
そしてまた、彼女がこよなく愛する「月」がこの曲の歌詞や
タイトルに登場するというロマンティックな偶然もあった。

コーラスパートの音源と譜面をお渡しして、わずか数日。
実質、たった1日の練習期間しかなかったのに、
進行はとてもスムーズだった。
それもこれも、加々美さんの実力のなせるわざ。
主旋律を歌うよりは明らかに難しいコーラスパートを
「歌えて」しまえば、テイク選びに苦労するほど
録音を重ねることもなかった。
さすがの一言!

このCDが完成した暁には、加々美さんのやさしく清澄な歌声が、
この曲を聴いた男性リスナーの心に美しい「まだ見ぬ彼女」を
描き出すのは間違いないだろう。
かぜのデビューシングルに、加々美亜矢さんの歌声を刻めたことに
感謝したい。

レコーディングが深夜に終わり、彼女を渋谷のスタジオから
神奈川のご自宅へとお送りする道すがら、 カーステレオで
私が作詞させていただいたBOSS の♪年甲斐ない 関係ない 
限界なんてない をかけると、そのヴォ−カルのパワー、
えも言われぬタフな表現力に、さすがの加々美さんも
「!!!」とびっくり。
実力のあるミュージシャンほど、 BOSS の実力に驚く。
BOSS がミュージシャンズ・ミュージシャンであることの
ひとつの証である。

16号沿いの某レストランでささやかな打ち上げをした後、
加々美さんをご自宅へお送りして、本日の業務は終了。
家に着くと、すっかり夜が明けていた。

レコーディングは振り出しに戻って、次回から、キーを変更した
タイトルチューンの♪祝祭 へ再トライすることになる。

>加々美さん
 お疲れ様でした。
 すばらしい歌声に心から感謝します。
 歌の中では加々美さんとラヴラヴになれた(?)
 かぜは幸せものですね。


にほんブログ村 音楽ブログへ

c0017684_1451498.jpg























※写真左上:スタジオの譜面台。
※写真右上:スタジオのテーブルは、なぜかお菓子でいっぱい。
※写真左下:自宅に帰る途中、通りかかった横田基地。
      ♪フェンスの向こうのアメリカ のメロディが脳裏をよぎった。


♪祝祭 レコーディング_♯04
♪祝祭 レコーディング_♯03
♪祝祭 レコーディング_♯02
♪祝祭 レコーディング_♯01
20051204 / かぜがうたった
湘南の・・・かぜ!
かぜと共に・・・「442」リリース! ♯02
かぜと共に・・・「442」リリース! ♯01
[PR]
by sowyoshizato | 2006-05-14 07:32 | Songs Of Wishes

20060510 / 吉里爽の作詞塾「爽塾」 Session ♯003

c0017684_23553512.jpg






















本日は、第2クール3回目のセッション。
このクールで最初の課題曲の講評をする。
前クールの卒業課題に続いて、 Songs On the Web が誇る
敏腕コンポ−ザ−・shugoの曲を課題曲に選んだ。
ある生徒さんは、「メロディがとても気に入ったので、
作詞がしやすかった」と言い、ある生徒さんは、
「メロディは美しいけれど、フレーズが把握しづらく、
作詞に苦労しました」とのこと。
なるほど、「この曲が好き!」という生徒さんの作品の方が
出来がよく、技術的な欠陥が少ない。
けれど、作詞というものは、好みの曲の自由にできることの方が
圧倒的に少ない。
ということで、生徒さんたちには、このクールはしばらく
(もしかしたら最後まで?)shugo の美しいメロディと
挌闘してもらうことにする。
前のクールと同じように、生徒さんそれぞれに、同じメロディに対して
新しいテーマを設定し課題とした。
同じメロディに対して、違う歌詞をいくつも書く!
ダメだしをされた作品は、何度でもリライトする!
これが、爽塾の特長である。

生徒さんの作品のレヴェルが上がるにつれ、講評の内容が
「技術的な指導」から「作品を完成に導くためのディレクション」
へと質を変えつつある。
最初のクールから継続して学んでいる生徒さんたちは、
本当にすばらしいスピードで成長している。
彼女たちの作品は、アマチュア作詞家の平均点レヴェルは超えつつある。
教える私も心血を注いで取り組んでいるだけに、生徒さんたちの成長は
何よりの喜びだ。

かつて私が知った前世が本当ならば、作詞を教えるという仕事は、
イタリアで詩人だった前世と日本で教職に就いていた前世での
キャリアを併せたものと言えるかもしれない。


にほんブログ村 音楽ブログへ

※写真上:本日の1杯は、マッキャート。
[PR]
by sowyoshizato | 2006-05-10 15:28 | Sow - Juku