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0060614 / 吉里爽の作詞塾「爽塾」 Session ♯005

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さて、今日から取り組むのは、このクールで2曲目の課題曲に取り組む。
曲調は Songs On the Web 作曲チームの左のエースことshugoの
アップテンポのポップナンバー。

曲調につられてか、生徒さんが提出した作品は、いずれも
「前向きな」メッセージソングであった。
しかも、想定したヴォ−カリストは男女の違いこそあれ、どれも
アイドル向けのもの。
作曲した本人の音楽的な趣味とは相当かけ離れた(笑)歌詞が
書かれているのは、興味深い。

この手の歌詞は J-POP の定番と言えるのだが、
勝負の分かれ目は、「リアリティ(真実)のあるなし」と
「歌い手がその歌詞を歌う(商品化する)価値があるかどうか?」
というあたりだろう。
今回のセッションで生徒さんの作品を講評するにあたって、
話がそういうことに及んだのは、昨秋から作詞を始めた生徒さんが
着実に進歩してきたことの証しでもある。
習い始めの頃は、歌詞の体裁を整えることがまず大変で、
そんなアドヴァイスができるレヴェルではなかったのだから。

次回の課題は同じメロディに対して、ラヴソングを書くこと。
「私はラヴソングが苦手なんです」という生徒さんもいないことは
ないのだが、そう言わずにがんばってほしいもの。
この世の流行歌の大半はラヴソング!に違いないのだから。


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※ 写真上:立ち寄ったカフェで見かけた写真の中に「BUDDY HOLLY LIVES」
     の文字を見つけた。
     うれしくなって、思わず写真に撮ってしまった。
     「虎は死して革を残す」というけれど、しからば吉里爽は?
     「吉里爽は死して名曲を残す」となりたいものだ。
     名曲を世に残した音楽家たちは、その楽曲と共にリスナーの心に
     永遠に生き続ける。
     自分がハイスクールボーイだった頃、竹下通りで買った伊達眼鏡と
     古着のスーツで真似をしていた Buddy Holly も、そんな偉大な
     音楽家の1人だ。
by sowyoshizato | 2006-06-14 23:47 | Sow - Juku
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